20代後半だった私は当時、遠距離恋愛中であった彼と
彼の出生の地である神戸市の三宮センター街の占いの館 さんプラザ キセキにある占いの館に行きました。
かなり前のことになりますが、今もまだ場所も変わらずあるようです。
数ある中から、四柱推命と占星学を学ばれている占い師さんを選び、お店の中に入りました。
お店の中にはおじさんで背もすらっとした、高島易断を連想させる黒い衣をまとった占い師さんがいらっしゃいました。
薄暗くまろっとした紫のライトの灯る空間で、先生の前に並んで座り、生年月日を伝えました。
やはり、ここの占い師さんも人相学についても知識は有られるようで、よくこちらを見てお話しされました。
その後に、すぐに私たち二人に手を広げるようにおっしゃいました。
テンポをずらして広げた手と、その開き方から、口頭一番、「人にあまり合せないタイプ。」とズバリ!当てられ?ました。
ただ、私は同時に出すことが正しいとも思えなかったし、合せないタイプでもないけれど、なんとなく笑いながらも不快に感じていました。
その後もやはり「人と手の出し方が違うとか、小指が離れているから独自性を好む。」など伝えられ、私は占い師の言い方に併せて行動したつもりでしたが、
確かに違うところもあると認め、指が離れていることにも気づきました。
その後は、手相と四柱推命を中心に見ていただきました。どこでも、結婚線はあまりよくなく、
四柱推命的には二人とも強いエネルギーを持っているので占い師は私が彼にずっと合わせられるかを
強く聞きました。その時の私は、たぶんできる限りは合せられると答えたと思います。
彼の手相もかなり傲慢ですが、良く付き合えばいい奴といった評価でした。
私は本当の友人は人生を通して数人と言われ、なんだかわかるようなわからないような、悲しい気持ちで岐路に着きました。
この頃、ストレス発散の活動の一部として占いをたまに利用していました。この占い師さんは、笑えたり一瞬落ち込んだりと短時間で感情が動きリラックスできたので、
このブースで診てもらって楽しかったです。
三宮センター街さんプラザの占いの館キセキ